メモリーカードとメモ帳ブログ

デラシ・ねこフィルターを通して見た世界。

ファンサとかじゃなくて

みなさんはビッグサンダー・マウンテンで手を振りますか?

 

私は手を振ります。

イメージしにくい方でもし興味のある方は、調べてみてください。(なんて調べればいいんだろう…「ビッグサンダー 手を振る 場所」とかかな。詳しい方のを見たほうがわかりやすいはず)

 

いつから定番になったのか、記憶をたどっても全く思い出せませんが、並んでいる時も、乗った時も、なんか手を振るようになっていました。もちろん手を振った先は、お互いに知らない人同士。

 

でもなんか、それが魔法というか、ちょっとした温かさというか、「ここに来たなー」と感じる瞬間でもあって。好きなんです。

 

 

さてここからが本題で、全く別の遊園地に行った時のこと。

 

小学生の子とその親、その他大人二人の四人で、夜の限られた短い時間の中遊園地を回っていました。(夜だけ入場できる、みたいなそういうイベントがあったんです)

 

稼働しているアトラクションは、どれもイルミネーションで明るく照らし出されており、昔からある遊園地だけど変わらず子どもたちが楽しめる場所でい続けてくれていることに、なんだか嬉しさと感謝の気持ちがじんわりと湧いてきました。

(子どもたちが、と書きましたが、大人でも結構楽しめました。侮ってはいけない、あの乗り物たちのスピード)

 

速さに驚く乗り物だけでなく、いろんなアトラクションを満遍なく楽しむため、私たちは可愛い世界観の中の動物たちを転々と巡る、小さなアトラクションに乗りました。

 

親子二人は先に一つの乗り物に乗って出発し、その他大人二人(うち一人は私)は後発の乗り物で追いかけていく。(もちろん追いつかない)

 

追いつきはしないものの、途中動物たちの間を移動するタイミングで前のグループの乗り物が見えることがあり、私たちは親子を見つけて手を振りました。すると向こうも気付いて手を振り返してくれる。

 

さらに進んでいき、可愛い動物たちを見逃すまいとあたりを眺めていると、ふと少し遠くの小学生くらいの女の子と目が合いました。

おそらく、私たちの後ろに並んでいたであろう女の子二人を乗せた乗り物が、ちょうどお互いに垣間見えるところまで進んでいたのでしょう。

 

見ると女の子はこちらに向かって手を振ってくれている。後ろを振り向いても誰もいないということは、私たちに手を振ってくれているんだ!なんて可愛いんだ。

 

私たちに、とわかってからは、「可愛い!!えめっちゃ可愛いんだけど!!やばい可愛い!!」とギャルみたいなリアクションで手をぶんぶん振り返しました。怖がられていないことを願う。でもそれくらい嬉しかった。

 

 

女の子たちが乗り場から、手を振りあっている私たちを見ていたのかはわからないけど、やっぱりこういうのって嬉しいな~と思ったのでした。

そこで既視感?デジャヴ?を感じて冒頭のビッグサンダーに至るわけです。

 

小学生くらいの子と接する機会ってあんまりないけど、思いがけずほっこりした出来事でした。